Twitter・Facebook・instagram・LINE@の使い分け(需要編)
情報発信や宣伝ツールそれから集客目的で各種SNSをビジネスで使っているところも多いと思いますが、残念なことにうまく活用できずに、投稿の労力ばかりを垂れ流しにしてしまっているところを多く見ます。
中には、投稿するのが面倒くさくなってしまい、それぞれの特性などもお構い無しに同じ内容を上げていたり、連動して自動で他のSNSもアップされるようになっていたりしています。
やらないよりマシかもしれませんが、これでは“本当に”やらないよりマシと言うレベルで本来の目的である“集客”を見込むことはできません。
使い分けは何を意識したらいい?
『どう使い分けるか』を考える前に『どう使い分けられているか』を考える必要があります。供給優先の考えではなく、需要優先の考え方はビジネスの鉄則ですね。
Facebookに何を求める?
結論から言うとユーザーがFacebookで繋がった後に行うのは『身辺調査』です。
投稿内容からどういう活動をしているのか、そもそもマメな投稿をしているのか、それともずさんな投稿なのか、はたまたどういう繋がりを持っているのかなど、面と向かっては聞けない『身辺調査』が行われます。
Twitterに何を求める?
Twitterは140文字と言う他のSNSには無い独自の規制があります。
この特性から必然的に『余計な事は言わず、より本質に迫った投稿内容』となります。
それをユーザーは無意識に肌で感じており『本音の投稿』であるとの“信憑性”を他のSNSより強く感じています。
またそれ以外にも、140文字以内の短い投稿と言う特性から、テレビ番組に関するぶつやきだったり、災害に関するつぶやきだったり、瞬間的に“今”を伝える(共有する)為に最も適したSNSです。
また、facebookのようにフォロー・フォロアーだけの特定のユーザーに限らず他者の『本音や真実を探す』ツールとして活用されています。
instagramには何を求める?
一言で言うと『しずる感』です。美味しそうな料理の写真だったり、美しい景色、オシャレな雑貨、ハイセンスなファッション、とにかく写真を見て「わぁ〜!」ってなれる物に目が行き、文章を読まれる事は殆どありません。
また、facebook、twitter、instagramの中では最もフォロー・フォロアーと言う概念が薄く、全く知らない人の投稿にも気軽に“いいね”が押せる雰囲気があるのも特徴です。
LINE@で繋がる理由
LINE@はビジネス専用のアプリだけあって、ユーザーは『自分へのメリット』を強く求めます。
例えば『友だち追加でワンドリンク無料』のサービスだけだと、そのクーポンを使った瞬間にブロックされますし、セールスばかりのトークや投稿でも自分自身に対する特典がないので、ブロック対象となります。
逆に、定期的にセール情報が届いたり友達登録している人だけのクーポンが発行されたりすると、ブロック率がぐっと下がります。
SNS、使い分ける必要ある?
上で挙げたようにユーザーは、なんとなく言葉では説明できないけど、状況に合わせて「これを知りたいときはこのSNS」と言った感じで無意識に使い分けを行っており、それぞれに異なる需要が存在しています。
そこに一辺倒な供給ではもちろん効果は出せない事はお分かり頂けるかと思います。
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